バリアフリートイレガイド
障害がある人も、無い人も、お互いにその人らしさを認め合い、共に生きる社会 『共生社会』 の実現
障害のある人は、社会の中にあるバリアによって生活しづらい場合があります。その一つが、買い物や社会参加等で、出かける時のトイレのバリアです。
「トイレに行きたくなったらどうしよう?」 「駐車場が近くにあるかな?」
「トイレ内で車いすの向きが変えられない」 「介助者も一緒に入れるの?」
「オストメイトの設備はあるのだろうか?」「ボタンの種類がいろいろありすぎ!」
実際に現地に出かけ、施設管理者の協力を得て、現場の写真を撮らせて頂いたり、間違いが無いかチェックして頂いたり、私たちの意見も取り入れて頂いたり、ようやく出来上がったのがこの冊子です。
活動の中で感じたことは、多目的トイレ【バリアフリートイレ】だからと言っても決して安心・安全では無いということでした。だからこそ、情報収集は大切ですし、知りえた情報を多くの方と共有できれば、こんな嬉しいことはありません。高齢者施設の方からは、この冊子と出会ったことで、利用者さん達と、安心・安全に、そして、楽しくお出かけできるようになったとのお喜びの声もいただいております。
また、この1冊が情報提供という視点から、恵那市の観光の一翼を担うことができれば、これもまた素晴らしいことです。皆様のお出かけのお供として、お役にたてれば幸いです。さあ、街に出かけましょう。
障がい者自立クラブえな ぴあっぽ一同
バリアフリー(英: Barrier-free)は、対象者である障がいを含む高齢者等が、社会生活に参加する上で生活の支障となる物理的な障害や、精神的な障壁を取り除くための施策、若しくは具体的に障がいを取り除いた事物および状態を指す。ウィキペディアより引用 |